お洒落な帆布バッグの作り方をプロが解説！｜オリジナル・印刷のトートバッグEXPRESS

帆布バッグは簡単でありながらアレンジしやすく、オリジナリティを出せるアイテムです。基本的な作り方からお洒落な作り方をご紹介いたします。基本をしっかり抑えておけば、布や紐などを変える、シルエットを変えるなどして好きなデザインの帆布バッグが作れます。

帆布バッグは、丈夫で大容量というメリットがあります。 また、作り方も簡単で、一度覚えればさまざまなサイズ、シルエット、デザインの帆布バッグを作れます。

こちらの記事では、帆布バッグの基本の作り方から、よりお洒落な帆布バッグの作り方をご紹介いたします。

帆布バッグの基本のつくり方

トートバッグを作るのは難しいイメージがあるかもしれませんが、今回紹介する方法なら3つのパーツをシンプルな工程で作り、組み合わせるだけで完成します。組み合わせるパーツは本体、持ち手、マチとなる底布です。

基本的な作り方は、四角い一枚布にカットした本体の両側に持ち手を縫い付け、中央部分に底布を縫い付け、底布を蛇腹にたたんでマチにし、最後に本体の両側を縫って完成となります。

裏布を付けるなどの面倒な工程はなく、裏側はすっきりとしたデザインです。本体の縫い代も綾テープでくるんで始末するため、ロックミシンもいりません。マチ作りも底布を蛇腹に折って直線縫いするだけでできます。

必要な材料は、90cm巾×1.1mの布、布と同色の2.5cm巾綾テープ70cm、布と同色のミシン糸、製図用紙、厚紙（アイロン定規用）です。市販のアイロン定規を持っていなければ、厚紙で手作りしましょう。

キャンバス生地を使うなら、ミシンでも縫いやすいよう厚すぎないものを使うのがポイントです。もしくは、厚手の生地も縫える機能の付いたミシンを使うといいでしょう。

ミシン糸は布と同色のものを使うのがシンプルなデザインにするポイントですが、アクセントとして違う色の糸を使ってもおしゃれです。

必要な道具は、ミシン、布切りばさみ、糸切りばさみ、まち針、目打ち、チャコペン、シャープペンシル、50cm定規となります。キャンバス生地など厚手の生地を使う場合は、対応できるミシン針も用意しましょう。

トートバッグの作り方と注意点

基本の帆布バッグの作り方をご紹介いたします。 まずは、基本の流れを抑えていきましょう。 帆布バッグのつくり方は簡単で、家庭用のミシンですぐに作れます。「丈夫なバッグがほしい」「バッグ作りにチャレンジしたい」という方は、帆布バッグから始めてみましょう。

必要な布を裁断する

まずは、布を裁断します。型紙もネットで簡単に入手できるため、理想のサイズ、シルエットのバッグの型紙を探しましょう。

慣れている方なら、自分の理想的なバッグの型紙を一から起こすのもおすすめです。最初に表地、裏地、ポケットの布をすべて裁断しておけば、後の作業もスムーズになります。

ポケットから作成する

まずは、ポケットから作成します。ポケットは出し入れする部分にステッチをかけて表地に縫い付けるだけなので簡単です。 この後テープを縫い付けるため、表地に縫い付ける際はズレないように注意しましょう。

アクリルテープなどを縫い付ける

アクリルテープなど、持ち手となる部分を表地に縫い付けていきます。このとき、上部1.5cm程度を開けておきましょう。 最後に折り込んでステッチをかけますので、その長さも計算し、自分が持ちやすい長さになるよう調節してください。表、裏ともにこの作業を行います。

表地、マチの布を縫い合わせる

地二枚とマチがある場合はマチの底面を縫い合わせていきます。縫い代にアイロンをかけておくと、完成したあとにゴワゴワせず快適に使えます。

裏地を縫い付ける

裏地を縫い付けていきます。帆布バッグの内側にもポケットをつける場合は、このときに作成し、縫い付けまで行いましょう。 裏地は、バッグの上部、マチ、サイドの順番に縫い付けていき、返し口を残します。

返し口以外を縫い終わったら、縫い代にアイロンをかけ、最後に返し口からひっくり返します。返し口を最後に縫い合わせましょう。

仕上げをする

バッグの形が完成してきたらあとは仕上げの作業です。最後に、バッグの上部を縫い付け、ステッチを入れます。全体を整え、必要であればボタンやファスナー、装飾を取り付けます。

帆布バッグをもっとお洒落にするポイント

もっとオリジナリティのある帆布バッグがほしいという方のために、お洒落な帆布バッグを作るポイントをご紹介いたします 色を変える、紐部分をアレンジする、プリントするなどの方法で、世界でひとつだけの帆布バッグを作りましょう。

ポケットやハンドルの色を変える

ポケットの布の色を変える、ハンドル部分のテープの色を変えるなどのちょっとしたアレンジで、がらっと印象の違う帆布バッグができます。 同じ型紙の帆布バッグでも、ポケットとハンドルの色を揃える、または全く反対の色にするといいでしょう。

ポケットの位置を変える、場所を変えるといったアレンジもおすすめです。裏地を華やかな布にすれば、長く使っても飽きることなく楽しめます。

ショルダーバッグ、リュック用の紐をつける

トートバッグとして使える短いハンドルだけでなく、ショルダーバッグとしても使える長いテープを取り付ける、リュックとしても使えるように二本のテープを取り付けるといったアレンジもおすすめです。

大容量でありながら両手を使えるようにしたいという方、カジュアルに帆布バッグを使いたいという方はこのようなアレンジも試してみてください。

文字やイラストをプリントする

文字やイラストをプリントすれば、世界でひとつだけの帆布バッグを作れます。下記の方法でプリントできます。

• ＊ステンシル
• ＊アイロンプリント
• ＊直接ペイントする
• ＊業者に依頼する

ステンシルやペイントは色移りしやすく、洗うと落ちてしまう可能性もあるため注意しましょう。

業者に依頼する場合は、布の段階で依頼できます。同じイラストを用いたポーチや小物なども一緒に作れるという楽しみ方もあります。

オリジナリティのあるお洒落な帆布バッグを作ろう

帆布バッグのつくり方をご紹介いたしました。 簡単でアレンジしやすく、お洒落なデザインが豊富な帆布バッグ。布の色を変える、テープを別途取り付ける、プリントなどでオリジナリティを出すなど、よりお洒落な帆布バッグを作る方法はたくさんあります。

ミシンですぐに作れます。使いやすい自分にぴったりのバッグがほしいという方はぜひチャレンジしてみてください。