防水加工帆布とはその名のとおり防水加工された帆布で、濡れたり汚れたりしても、サッと拭き取ればキレイになります。頑丈で染色加工などもしやすいため、鞄や財布、テントなど世界中でいろいろな用途に用いられています。こちらでは、防水加工帆布の特徴と用途を紹介しています。

防水加工帆布にはさまざまな使い道があります。帆布を防水加工しているので水や汚れにも強く、天候を気にすることなくいつでも持ち歩けます。
今回は、そんな魅力満載の防水加工帆布について、メリットやデメリットなどの特徴や用途を徹底解説いたします。
防水加工された帆布には、次のようなメリット・魅力があります。
もともと帆布には水分を吸収しやすく、水や汗に弱いというデメリットがありますが、防水加工帆布は水や汗にも強いことが特徴です。万が一濡れたり汚れたりしてもサッと拭き取ればキレイになるので、雨に濡れやすい鞄などに最適の素材です。
防水加工帆布の製造過程で用いられているのは、「パラフィン加工」と呼ばれるロウを染み込ませた方法です。この加工方法は古くから使われており、別名「蝋引き」とも呼ばれています。
この特殊加工を施すと、生地の折れ目やシワにあわせてパラフィンの成分が固まり、まるでチョークで引っ掻いたような筋(チョークマーク)ができます。使い込めばダメージ加工のようになるので、防水加工帆布は、使えば使うほど味のある生地になります。このチョークマークを防水加工帆布の魅力の1つと感じる方も多いようです。
帆布自体、引きさき強度に優れて頑丈なことに加え、天然素材なのであまり燃えません。
そこに防水加工を施していることで、さらにパキッとした固く頑丈な生地になっています。水や汗にも強く頑丈な防水加工帆布は、長く使い続けやすい素材です。
一方、防水加工帆布には以下のようなデメリットもあります。
防水加工帆布にはロウを染み込ませるというパラフィン加工が施されているため、通常の帆布に比べると布自体の重量が重くなっています。 大きな鞄などになると、重さが気になる人もいるかもしれません。購入の際は、鞄の重量もチェックしてみるとよいでしょう。
帆布の号数によって、厚みや柔らかさがまったく異なり、耐久性や防水性も通気性も違ってくるので、用途に合 わせて帆布バッグの選び方も変わってきます。素材以外にも、さまざまなデザインのバッグが販売されていて、 トートバックからウエストポーチまで多くの種類が用意されていて、カジュアルはもちろん、フォーマルにも使 用できる商品がたくさんラインナップされています。
いくら頑丈で長持ちする帆布でも、新品の状態を維持することはできません。
また、使えば当然汚れるので定期的にお手入れしてあげることも大切です。
防水加工帆布のお手入れで注意が必要なのは、洗濯機にかけないことです。
パラフィン加工がなされているため、洗濯機などで丸洗いをしてしまうと、防水性能が落ちてしまいます。ブラシを使い、洗剤でていねいに部分洗いや手洗いをするのが正しいお手入れ方法です。
お手入れにワックスを使うのもよいでしょう。
ワックスを使うことで強度が増しますので、お手入れのぶんだけ寿命も延びます。
また、ツヤも出ますから何年、何十年と持ち続けたいのであれば、ぜひお手入れに取り入れてみてください。

帆布のよいところは、さまざまな後加工ができる点です。防水加工のほかにも、染色加工やダメージ加工などさまざまな後加工ができるので、防水加工帆布には幅広い使いみちがあります。
普通の帆布よりも汚れに強く頑丈であること、カラフルな防水加工帆布も作れることなどから、使いみちとして主流なのがバッグや財布です。さまざまなサイズやデザインの製品が製造されており、世界中で愛用されています。
近年では、テントにも防水加工帆布が用いられています。突然の雨に見舞われても防水加工されているので安心ですし、帆布なので頑丈です。
帆布の製造方法はシャトル織機とレピア織機の2つに大きく分けられます。どちらの方法を使用しているかはメーカーによって異なります。 いずれかの方法で製造されたのちに、防水加工や染色加工などの後加工がなされる、というのが防水加工帆布製造の流れです。
シャトル織機とは、シャトルを左右に動かしながら緯糸を飛ばして織っていく方法です。
生産性が低いため現在は滅多に使用されていませんが、帆布といえばシャトル織機といわれていたほど、古くから用いられていた製造方法です。
レピア織機は、タオルや毛布などを織るときにも用いられている製造方法です。
シャトル織機と異なり、左右の端が切りそろえられていること、短時間に織れることが特徴です。





















































