更新日:2026年8月27日

トートバッグを選んでいると、「マチあり」「角底」「船底」といった言葉を目にすることがあります。
マチとは、バッグに奥行きを持たせる部分のことです。マチがあると厚みのある荷物を入れやすくなり、収納力も高まります。
ただし、マチありならすべて同じというわけではありません。船底や角底など形によって使いやすい荷物が異なり、マチがあっても必ず自立するとは限りません。
この記事では、トートバッグのマチとは何か、マチあり・マチなしの違い、角底の特徴や用途別の選び方までわかりやすく解説します。
トートバッグのマチとは、バッグの奥行きや厚みを作る部分です。
マチがあることでバッグ内部に立体的な空間が生まれ、本や水筒、弁当箱など厚みのある物を収納しやすくなります。
マチなしのバッグは、荷物を入れていない状態では比較的平らです。
一方、マチありバッグは底面や側面に奥行きがあり、荷物を入れたときに立体的に広がります。
そのため、同程度の幅・高さでも、マチありのほうが厚みのある荷物に対応しやすいのが特徴です。
バッグの商品サイズでは、次のように表記されることがあります。
| 表記 | 意味 |
|---|---|
| W | 幅(Width) |
| H | 高さ(Height) |
| D | 奥行き・マチ(Depth) |
たとえば「W360×H370×D110mm」であれば、マチは約11cmです。
商品を選ぶ際は幅と高さだけでなく、Dの数値も確認することがポイントです。

マチありとマチなしでは、主に収納できる荷物の形や携帯性が異なります。
どちらが優れているというより、何を入れるかで選び分けることが大切です。
| 比較項目 | マチあり | マチなし |
|---|---|---|
| 形状 | 立体的 | フラット |
| 厚い荷物 | 入れやすい | やや不向き |
| 書類 | ○ | ◎ |
| 弁当箱・箱 | ◎ | △ |
| 折りたたみやすさ | ○ | ◎ |
| 主な用途 | 買い物・物販・普段使い | 資料配布・サブバッグ |
マチありは、底や側面が広がるため、立体的な荷物を入れやすいタイプです。
水筒、ポーチ、本、弁当箱など複数の物をまとめて持ち運びたい場合にも向いています。
マチなしは薄くフラットな形で、書類やパンフレットなどを入れる用途に適しています。
使わないときに折りたたみやすいため、展示会の資料配布やサブバッグにも使いやすい形です。
マチありトートバッグは、マチの作り方によって形や収納性が変わります。
代表的なのが「船底タイプ」と「角底タイプ」です。
船底タイプは、バッグの底部分にマチを設けた形です。
荷物を入れると底が広がるため、普段使いから買い物、ノベルティまで幅広い用途に向いています。
使用していないときは比較的平らにしやすい点も特徴です。
角底は、底面と側面にマチがあり、底が四角くなる形状です。
箱や弁当箱など、底面に幅がある物を水平に入れやすいのがメリットです。
側面に折り込みがある横マチタイプは、荷物を入れると横方向に広がります。
使わないときは薄くしやすいため、収納力と携帯性を両立したい場合に便利です。

角底トートバッグの大きな特徴は、底面が四角く広がることです。
底が平らになりやすいため、形のある荷物を収納する用途に適しています。
角底タイプは、次のような物を入れる場合に向いています。
特に「倒したくない物」「底面を水平に保ちたい物」を持ち運ぶ場合は、底のサイズを確認すると選びやすくなります。
船底と角底の違いを簡単に整理すると、次のとおりです。
| 種類 | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 船底 | 底マチが広がる | 普段使い・買い物 |
| 角底 | 底と側面にマチがある | 弁当箱・箱・物販 |
| マチなし | 平らな形 | 書類・資料 |
収納する物の形に合わせて選ぶことが重要です。

マチがあるからといって、必ずトートバッグが自立するわけではありません。
自立しやすさは、マチ以外の要素にも左右されます。
主に確認したいのは次の4点です。
| ポイント | 自立しやすさへの影響 |
|---|---|
| 底面 | 広く平らなほど安定しやすい |
| 生地 | 厚手・硬めほど形を保ちやすい |
| 芯材 | 入っていると型崩れしにくい |
| 荷物 | 入れ方や重さによって安定性が変わる |
角底であっても生地が薄く柔らかければ、空の状態では自立しにくい場合があります。
自立しやすいトートバッグを作りたい場合は、底面を広くし、厚手の生地を選ぶことが基本です。
さらに形を保ちたい場合は、接着芯や底板などを使用する方法もあります。
ただし、生地が厚くなるほど折りたたみにくくなるため、用途とのバランスを考えましょう。
マチ幅は「大きいほど便利」とは限りません。
必要以上に大きいとバッグ自体がかさばるため、入れたい物の奥行きから逆算して選ぶことがおすすめです。
| マチの目安 | 向いている物 |
|---|---|
| マチなし~5cm程度 | 書類・冊子・薄い小物 |
| 5~10cm程度 | 本・ポーチ・日用品 |
| 10~15cm程度 | 水筒・弁当箱・買い物用品 |
| 15cm以上 | 箱・食品・厚みのある商品 |
たとえば奥行き10cmの弁当箱を入れたい場合は、少なくとも弁当箱の奥行きを収められるマチが必要です。
実際にはバッグの幅や高さも関係するため、マチだけでなく全体寸法を確認してください。
用途が決まっている場合は、収納する物からバッグの形を選ぶと失敗しにくくなります。
パンフレットやカタログが中心なら、フラットなマチなしバッグでも十分な場合があります。
薄く保管できるため、大量に準備する用途にも適しています。
資料だけでなく、タオルやボトル、商品サンプルなどを一緒に入れる場合はマチありが便利です。
荷物に厚みがあるほど、マチのメリットを感じやすくなります。
弁当箱など水平に持ち運びたい物には、底面が広い角底タイプが向いています。
バッグを選ぶ際は、弁当箱の奥行きと底面サイズを確認しましょう。
マチありバッグを選ぶ際は、「マチがあるか」だけでなく、次の項目も確認しましょう。
| チェック項目 | 確認するポイント |
|---|---|
| 幅・高さ | 入れたい物が収まるか |
| マチ | 荷物の奥行きに足りるか |
| 形状 | 船底・角底など用途に合うか |
| 生地 | 必要な厚み・強度があるか |
| 持ち手 | 手持ち・肩掛けの用途に合うか |
| 自立性 | 底面や生地が形を保ちやすいか |
特にノベルティやオリジナルトートバッグを作る場合は、実際に何を入れて使ってもらうかを先に決めておくと選びやすくなります。
バッグの奥行きを作っている部分です。
商品サイズが「W×H×D」と表記されている場合、一般的にはDが奥行き・マチを示します。
バッグの幅・高さ・形状によって異なるため、一概には比較できません。
ただし、同程度の幅と高さなら、マチがあるほうが厚みのある荷物を収納しやすくなります。
普段使いや買い物など幅広く使うなら船底、弁当箱や箱など底面のある物を入れるなら角底が選択肢になります。
何を入れるかを基準に選びましょう。
必ず自立するとは限りません。
自立性にはマチだけでなく、生地の厚みや硬さ、底面の広さ、芯材の有無なども関係します。
まず弁当箱の奥行きを測り、それ以上の底面を確保できるバッグを選ぶのが基本です。
たとえば奥行き10cmの弁当箱なら、10cm以上を一つの目安として、バッグ全体の寸法も確認しましょう。

トートバッグのマチとは、バッグに奥行きを作る部分です。
マチがあることで厚みのある荷物を収納しやすくなりますが、用途によって適した形は異なります。
また、マチがあるだけで必ず自立するわけではありません。自立性を重視する場合は、底面の広さや生地の厚みも確認しましょう。
「マチありだから便利」と考えるのではなく、入れたい物のサイズや形から逆算して選ぶことが、自分に合ったトートバッグを見つけるポイントです。










