更新日:2026年6月17日

トートバッグにロゴやイラストを印刷したいと考えたとき、「もっとデザイン性を出したい」「ブランドカラーを再現したい」と感じることがあります。
そんなときによく選ばれるのが「多色印刷」です。
ただし、多色印刷は1色印刷とは違い、色数が増えると料金はどう変わるの?版代が高いと聞いたけどなぜ?2色印刷との違いは?色ズレや失敗は起きない?といった疑問を持つ方も少なくありません。
この記事では、トートバッグの多色印刷の基本から、2色印刷との違い、シルク印刷の版代の仕組み、費用を抑えるコツまでわかりやすく解説します。

多色印刷とは、複数のインクカラーを使ってデザインを表現する印刷方法です。
ブランドロゴやイラスト、キャラクターデザインなど、色を活かした表現をしたい場面でよく使われています。
多色印刷は、2色以上のインクを使用する印刷方法です。
たとえば、
など、複数の色を組み合わせてデザインを仕上げます。
1色印刷と多色印刷では、見た目や表現力に違いがあります。
| 項目 | 1色印刷 | 多色印刷 |
|---|---|---|
| 使用色数 | 1色 | 2色以上 |
| デザイン性 | シンプル | 表現力が高い |
| ロゴ再現 | 単色向き | ブランドカラー向き |
| 印象 | スタイリッシュ | 華やか |
| コスト感 | 比較的抑えやすい | 色数で変動 |
シンプルさ重視なら1色、デザイン性重視なら多色印刷が選ばれやすい傾向があります。
多色印刷は以下のような用途で人気があります。
デザインの世界観を重視したい場合に適しています。

多色印刷では、デザイン内容によって印刷方法が変わります。
シルク印刷は、版を使ってインクを生地に刷り込む印刷方法です。
色ごとに版を作成し、1色ずつ重ねて印刷します。
そのため、
という特徴があります。
多色印刷では、インクジェット印刷が使われるケースもあります。
| 項目 | シルク印刷 | インクジェット |
|---|---|---|
| 色数 | 色ごとに版必要 | フルカラー対応 |
| 発色 | はっきり | 写真向き |
| 小ロット | △ | ◎ |
| ロゴ印刷 | ◎ | ○ |
| 写真再現 | △ | ◎ |
ロゴ中心ならシルク印刷、写真やグラデーション重視ならインクジェット印刷が選ばれることがあります。
以下のようなデザインでは、多色印刷が活用されています。
2色印刷は、多色印刷の中でも特に人気のある方法です。
2色印刷は、2種類のインクだけでデザインを表現します。
1色印刷よりデザイン性が高く、フルカラーよりもシンプルにまとめやすい特徴があります。
人気の配色例はこちらです。
| 組み合わせ | 印象 |
|---|---|
| 黒+赤 | インパクト重視 |
| ネイビー+白 | 清潔感 |
| 緑+ベージュ | ナチュラル |
| ピンク+黒 | ポップ |
2色印刷は以下のデザインと相性が良いです。
色数を増やしすぎず、見やすさも保ちやすい方法です。

多色印刷では、「色数が増えると料金が上がる」と言われることがあります。
その理由は、シルク印刷の仕組みにあります。
版代とは、印刷用の版を作成する費用です。
シルク印刷では、デザインを印刷するために専用の版を用意します。
シルク印刷では、1色につき1枚の版が必要になります。
たとえば、
| 色数 | 必要な版数 |
|---|---|
| 1色 | 1版 |
| 2色 | 2版 |
| 3色 | 3版 |
となります。
色数が増えるほど、版作成費も増えていきます。
料金は主に以下で変わります。
そのため、多色になるほど費用も変動しやすくなります。
多色印刷では、「版代が高い」と感じるケースがあります。
色ごとに版を作るため、色数が増えるほど版代も増加します。
特に細かいデザインでは、版作成工程も複雑になりやすい傾向があります。
多色印刷では、色を重ねる位置を正確に合わせる必要があります。
この作業を「見当合わせ」と呼びます。
ズレが起きると、
などの原因になります。
1色ごとに印刷工程が追加されるため、作業時間も増えます。
そのため、多色印刷は工程数の多さが料金に影響しやすい方法です。
多色印刷は表現力が高い反面、すべてのデザインに最適とは限りません。
以下のデザインとは相性が良いです。
| デザイン | 理由 |
|---|---|
| キャラクター | 色再現がしやすい |
| イラスト | 世界観を表現できる |
| ブランドロゴ | コーポレートカラー再現 |
| カラフルデザイン | 印象に残りやすい |
色数を増やすほど、
につながることがあります。
ロゴ中心のデザインでは、色数を増やしすぎない方が視認性が高まる場合があります。
特にノベルティ用途では、シンプルなデザインの方が印象に残りやすいケースもあります。
多色印刷では、色数が増えるほど注意点も増えます。
複数色を重ねるため、わずかなズレでも目立つことがあります。
細い輪郭線や小さな文字は特に注意が必要です。
情報量が多すぎると、印刷後に見づらくなる場合があります。
特に小サイズ印刷では、シンプル化も重要です。
バッグカラーによっては、印刷色が沈んで見えることがあります。
背景色とのコントラスト確認が重要です。
工夫次第で、多色印刷でもコスト調整しやすくなります。
必要以上に色数を増やさないことで、版代を抑えやすくなります。
2色でも十分デザイン性を出せるケースがあります。
特にロゴ+アクセントカラーは人気の組み合わせです。
大きすぎる印刷はコスト増につながることがあります。
用途に合ったサイズ設計が重要です。
多色印刷は、デザイン性重視の用途と相性が良い方法です。
ブランドカラーや世界観を表現しやすく、販売用バッグにも活用されています。
ライブ・フェス・展示会などでも、多色デザインは目を引きやすくなります。
キャラクターカラーを再現したい場合、多色印刷が適しています。

トートバッグの多色印刷は、色数を活かしてブランドイメージやデザイン性を高めやすい印刷方法です。
特に、
など、世界観を重視するデザインと相性が良い特徴があります。
一方で、色数が増えるほど版代や作業工程も増えるため、費用とのバランスを考えることも重要です。
用途やデザインに合わせて、1色・2色・多色を使い分けながら、理想のオリジナルトートバッグを作りましょう。
一般的には、2色以上を使う印刷を多色印刷と呼びます。
はい。2色印刷は2種類のインクのみを使用し、フルカラー印刷は写真のように多くの色を再現する方法です。
シルク印刷では、色数ごとに版が必要になるため、料金が変動しやすくなります。
表現方法によっては可能ですが、写真再現を重視する場合はフルカラー対応の印刷方法が適しているケースがあります。










