トートバッグのロゴ配置でおしゃれに見せるコツ!位置とサイズの黄金比

シンプルでおしゃれなロゴ入りトートバッグを肩にかけた日本人女性のファッションスナップ

オリジナルトートバッグを作る際、多くの人が「どんなロゴやイラストにするか(デザイン)」には時間をかけますが、「どこに配置するか(レイアウト)」については「なんとなく真ん中でいいや」と決めてしまいがちです。

しかし、実はプロのデザイナーほど「配置」にこだわります。同じロゴデータでも、配置を数センチずらすだけで、「企業の宣伝バッグ」に見えたり、「人気アパレルブランドの商品」に見えたりと、印象が劇的に変わるからです。

今回は、誰でも簡単に真似できる「おしゃれに見えるロゴ配置の法則」と「失敗しないサイズ感」について解説します。


印象がガラリと変わる!ロゴ配置の基本4パターン

トートバッグのプリント位置には、いくつかの「定石」があります。自分が作りたいバッグのイメージに合わせて、最適なポジションを選びましょう。

1. センター(中央揃え)|視認性No.1の王道

バッグの中央に大きく配置するスタイルです。

  • 印象: 元気、自信、王道。
  • メリット: 遠くからでも何が書いてあるか認識しやすいため、企業の社名ロゴや、イベントのタイトルを入れるのに最適です。「広告効果」を最大化したい場合はこの位置一択です。

2. 上部・持ち手下(ハイポジション)|視線を集める

中央よりも少し上、持ち手の付け根付近にロゴを配置するスタイルです。

  • 印象: スタイリッシュ、洗練、現代的。
  • メリット: 人の目線は上に集まりやすいため、バッグを肩に掛けた時に自然とロゴが目に入ります。アパレルショップのショッパー(買い物袋)などでよく見られる、バランスの良い配置です。

3. 裾・コーナー(右下など)|こなれ感のある上級者風

トートバッグの右下に小さくロゴが配置された、高級感のある置き画(クローズアップ)

あえて端っこ(右下や左下)に小さくロゴを配置するスタイルです。

  • 印象: 控えめ、おしゃれ、高級感。
  • メリット: 「宣伝色」が消え、普段使いしやすいデザインになります。無印良品のようなシンプルさを好むターゲットや、物販用のグッズとして製作する場合におすすめです。

4. ビッグロゴ(はみ出し・裁ち落とし)|インパクト重視

印刷可能範囲いっぱいに、ロゴの一部が見切れるほど大きく配置するスタイルです。

  • 印象: ストリート、ポップ、大胆。
  • メリット: 遠目でもインパクト抜群です。ロゴそのものを「柄」として見せるテクニックで、ファッション性の高いバッグになります。

失敗しないための「余白」と「バランス」のルール

配置を決める際、初心者が陥りやすい失敗があります。それは「詰め込みすぎ」と「立体感の無視」です。以下のルールを守るだけで、プロっぽい仕上がりに近づきます。

荷物を入れた時の「膨らみ」を計算に入れる

荷物がたくさん入って底が丸くなったトートバッグを持つ日本人女性

トートバッグは、荷物を入れると底にマチができ、全体が丸みを帯びて膨らみます。
デザイン画面(平面)でギリギリ下の位置に配置してしまうと、実際に荷物を入れた時にバッグの底面に巻き込まれて、ロゴが見えなくなってしまうことがあります。

鉄則: 思っているよりも「2~3cm上」に配置するのが安全です。特にマチありのバッグの場合は、底付近の余白を十分に取りましょう。

黄金比?余白は「広め」が今のトレンド

「せっかく印刷するのだから、できるだけ大きく印刷しないと損」と考えていませんか?
実はおしゃれに見せるためのキーワードは「余白(ホワイトスペース)」です。

ロゴの周囲にたっぷりと余白を持たせることで、デザイン自体が引き立ち、上品な印象になります。特にアパレル雑貨として作る場合は、プリントサイズをあえて「控えめ」にすることで、高級感を演出できます。

【目的別】最適な配置はこれ!選び方のガイド

展示会やポップアップストアで、きれいに陳列されたオリジナルトートバッグ

「結局、どれを選べばいいの?」と迷った場合、トートバッグを使う「目的」から逆算して配置を決めましょう。

目的・用途 おすすめの配置 理由
展示会・イベント配布 センター(大) 社名やイベント名を覚えてもらうことが最優先。「歩く広告塔」としての機能を重視。
物販・オリジナルグッズ 上部 または 右下 普段着に合わせやすい「さりげなさ」が購入の決め手になる。
スタッフ用ユニフォーム 左胸(ロゴサイズ小) ポロシャツのようなロゴ配置で、チームとしての統一感と清潔感を出す。
記念品・内祝い 持ち手下(中央) 日付やメッセージを入れる場合、目立ちすぎず、記念に残る上品な位置。

バッグの形状によっても「正解」は変わる

トートバッグの形(シルエット)によっても、相性の良い配置は異なります。

持ち手が長いトートの場合

肩掛けできるタイプの縦長トートは、重心が下がりがちです。ロゴを「重心より上(バッグの上半分)」に配置することで、視線が上がり、持った時の全身バランスが良く見えます。

ランチバッグなど小さいバッグの場合

公園のベンチに置かれた小さなお弁当用トートバッグ(ランチバッグ)

お弁当箱を入れるようなミニトートは、プリント可能範囲が狭いです。無理に端に寄せると窮屈に見えるため、シンプルに「中央揃え」にするのが最もバランス良く、可愛らしく仕上がります。

まとめ

トートバッグのロゴ配置に「絶対の正解」はありませんが、「目的に合った正解」は存在します。

  • 宣伝したいなら 「センター」
  • おしゃれに見せたいなら 「上部」 か 「右下」
  • 荷物を入れた時の 「見え方」 を意識する

この3点を意識するだけで、あなたのオリジナルトートバッグは既製品のようなクオリティに生まれ変わります。
多くの作成サイトでは、画面上でロゴを動かして確認できる「シミュレーター機能」があります。ぜひ色々な位置に置いてみて、しっくりくるバランスを探してみてください。

よくある質問(FAQ)

Q:プリント位置はミリ単位で指定できますか?

A:一般的には難しい場合が多いです。
多くのプリント工場では、職人が手作業でバッグを台にセットするため、数ミリ~1センチ程度の誤差が生じる可能性があります。「だいたいこの辺り」という範囲指定になることが一般的ですので、厳密な位置指定が必要な場合は事前に業者へ相談しましょう。

Q:裏表で違う位置にプリントできますか?

A:はい、可能です。
表面は「センターに大きく」、裏面は「右下に小さくURL」といった指定も可能です。ただし、多くのサービスではプリント箇所が増えるごとに版代やプリント代が追加となるため、予算を確認しましょう。

Q:縫い目(ステッチ)や持ち手の上にプリントできますか?

A:基本的にはできません。
段差のある部分(持ち手、ポケットの縫い目、底のマチ部分など)にインクを乗せると、インクが溜まったりカスレたりして綺麗に仕上がりません。縫い目から2~3cm程度離した平らな面に配置するのがルールです。

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