
レジ袋有料化が全国的に広がり、エコバッグはすっかりおなじみの存在となりました。スーパーなどで、日常的に使用されている方も多いでしょう。
環境への配慮から広まったエコバッグですが、実際のところ「本当に環境へ負担をかけないの?」と疑問に思われる方もいるかもしれません。
この記事では、エコバッグがどのような効果をもたらしているのか解説するとともに、さらに効果を上げる方法やおすすめの素材も紹介します。
環境への配慮としてエコバッグを使用することで、主に二つの効果がもたらされるとされています。どのような効果があるのか、それぞれ解説します。
レジ袋の代わりにエコバッグを使用すると、レジ袋1枚当たりのCO?排出量を46.55g削減できます。
1枚当たりで換算すると小さな数字ですが、1年、10年と積もり積もれば大きな数字となり、消費者一人ひとりの行動が積み重なれば、大きな効果を得られるでしょう。
もちろんエコバッグの製造過程においても、CO?は排出されていますが、一度使うと捨ててしまうことの多いレジ袋と比べると、繰り返し使えるエコバッグの方がCO?排出量の減少に貢献できます。
※参考:札幌市「レジ袋削減に向けた取り組み」(参照2024-07-01)
※参考:J-Stage「環境配慮行動支援のためのレジ袋とマイバッグのLCA」(参照2024-07-01)
エコバッグを使用すると、プラスチックごみによる海洋汚染の抑止にもつながります。
プラスチックによる海洋汚染が世界中で問題視されており、特にマイクロプラスチックによる生物・人体への悪影響が懸念されています。
マイクロプラスチックとは、波や紫外線により極小に砕かれたプラスチックで、生分解性がなく自然の中で残り続けるとされており、食物連鎖により生物の中に蓄積されていく厄介なものです。
添加される化学物質や有害な化学物質などが、プラスチックに吸着され、最終的には魚や貝などを通し、人体にまで悪影響を及ぼします。
こうしたプラスチックの一端がレジ袋であり、レジ袋を削減してエコバッグを活用することで、海洋汚染の抑止につながるといわれています。
エコバッグの使用は、環境への負荷軽減に一定の効果があります。
環境への負担を評価する手法として「ライフサイクルアセスメント(LCA)」というものがあります。これは資源採取から原料生産、流通、消費、廃棄、リサイクルまでの全過程で発生する、環境負荷を査定する指標のことです。
2009年3月の「環境配慮行動支援のためのレジ袋とマイバッグのLCA」によると、ポリエチレン製レジ袋(3g)のCO?排出量が15.4gなのに対し、ポリエステル製エコバッグ(32.2g)はCO?排出量781.7gと、レジ袋の約50倍環境負荷が大きいと明らかにされました。
つまりエコバッグを繰り返し使い続けることで、レジ袋を使用するよりも環境負荷を抑えられるのです。
ただし日本から排出されるプラスチックごみのうち、レジ袋が占める割合はたった2%程度なので、プラスチックごみ量を削減するには、エコバッグ以外にもさまざまな取り組みが必要です。
※参考:総務省「レジ袋有料化について」(参照2024-07-01)
※参考:J-Stage「環境配慮行動支援のためのレジ袋とマイバッグのLCA」(参照2024-07-01)
エコバッグの効果を高めるためには、先述の通り何度も繰り返し使うことが大切です。
先ほど紹介したLCAの考え方によると、52回以上使い続けることで、レジ袋を使用するよりも環境負荷を抑えられます(ポリエステル製エコバッグの場合)。
これは1週間に2回エコバッグを使用して買い物をする場合には、半年程度でレジ袋よりも環境に優しくなる計算です。
そのためには、頻繁に使用したくなる・長く愛用したくなるような、デザイン・機能性を備えたエコバッグを選びましょう。
好きなデザインが見つからない場合は、自分でデザインするのもおすすめです。
エコバッグの素材は、シワになりにくく、耐久性のある素材がおすすめです。
エコバッグに使われる生地の中で、耐久性の高い素材は以下の通りです。
他にも、再生PETや再生コットンのような、リサイクルしたエコな素材もおすすめです。
丈夫なエコバッグを長期間使用して、環境への負荷を和らげましょう。
レジ袋に代わりエコバッグを使用すると、CO?の排出量やプラスチックごみの削減につながり、環境への負荷を和らげられます。
エコバッグによる環境への負荷軽減効果を高めるには、繰り返し使い続けることが大切です。耐久力が高く、ずっと使い続けたくなるデザインのものを選びましょう。
「トートバッグEXPRESS」では、再生PETや再生コットンのようなエコで丈夫な素材の商品を取りそろえています。デザインをカスタムできるため、気に入ったバッグを長年使い続けやすいでしょう。製作事例も公開しているので、ぜひ一度ご覧ください。









